モーニング娘。『The BEST of Japan 夏〜秋'04』(10月2日横浜アリーナ昼公演)

モーニング娘。コンサートツアー 『The BEST of Japan 夏〜秋'04』(10月2日横浜アリーナ昼公演)のレポをまとめてみました。
ネタバレ防止のため、下記リンクにてまとめてあります。


■セットリスト
私的には、今回の目玉はなんといっても、恋☆ING、ハッピーナイトの2曲。
いずれも、ライブで聴きたいと思っていただけに、イントロ聞いただけでゾクゾクしちゃいましたよ。


まずは、恋☆ING。
しょっぱなからカミングアウトしますとこの曲、今まで「こいいんぐ」と読んでましたwかおりんから、「こいあいえぬじー」と曲紹介されたときは、
恥ずかしさの余り、軽く、体中が火照ったのを憶えてますw
閑話休題
楽曲自体、ほんと、好きなんですよ。
それに付け加え、美貴様、愛ちゃん、絵里ソロパートですからね。
ボーカル面ではメンバー中最強の部類に入る美貴様、愛ちゃんの中に
えりりんがソロというのもヲタながら恐縮でありますけれど(w、
思う存分楽しませてもらいました。あの荘厳なイメージのMCからこの曲ですからね、
流れ的にも非常に素晴らしい。もう、思いっきり感情入って聞き入りましたよ。
感極まってサビパートでグルグルロマンスをやっちゃったのは内緒w
ただ、ショートバージョンというのが何とも残念なところ。
次、聴くときはオーラスでやってほしいところですね。
もし、それ、やられちゃったら、マジで泣くかもです。


お次は、ハッピーナイト。
数多のハロプロ楽曲の中で、私的に1番好きな曲です。最初に聴いたときの衝撃さといったらもう。
2年前の夏にメモ青ライブDVDであの曲のライブを見たときは、ほんと、失禁物でした。
それから、「この曲をぜひともライブで聴きたい。」とずぅっと切望する日々が続いた訳なのですが、
2年の歳月は余りにも長く、次第に、「もはや夢のまた夢。」といつしか諦めていました。
そんな状況で、この曲ですよ。「恋☆ING」で感極まってた状態にぶつけられてものだから、
もう、頭の中が滅茶苦茶になってしまって・・・。


だけど Wow2Yeah2
唄おうよ ダーリン 全身 Happy Night
(wow wo Happy Night)


まさか、ライブ会場で、歌ってるメンバー達と一緒にこのパートで手を振るときがこようとは・・・。
出てきそうになる涙を必死で堪えながら手を振っていましたね。
夢が叶った瞬間って、ほんと、いいものです。


しょっぱなから、感傷的になってしまったので、
今回のライブはしっとり系なナンバーがけっこう印象に残ってます。



■新曲
アンコール後のラブマに変えての新曲発表。
なんともセンチメンタルかつキュートなバラード。
美貴様梨華ちゃん、こんこん、さゆ完全メインのフォーメーションはマジでびびりましたね。
早くも、某巨大掲示板では「新四天王」として崇められている様子w 
私的にはこの布陣は、非常に「攻め」の姿勢を感じられて、心地よさを感じます。
そして、メイン初のこんこん並びにさゆヲタの方々のうれしさはひとしおでしょう。
おめでとうございます!


さきほど、完全メインという表現を使ったように、今回は、ミスムン同様に、
メインの他はフリに徹する構成になっていまして、二人一組でフォーク(?)を踊るようなフォーメーション。
我がえりりんはフォーク組でしっかりと頑張っておりました。
男装のえりりんを拝めるのはなかなか貴重な体験だったんじゃないかなぁ、と。


■変化
今回のライブのひとつのポイントとしては、辻加護脱退後、初のライブであること。
どのように変わっているか、ここら辺もライブを望む当初から非常に興味があるところでありました。
今回のライブを望むにあたり、推しであるののが抜けたモーニングに対して、
さびしさを感じながらライブを鑑賞するのではないかとちょいと心配になってきたのですが、
やはり、そこはモーニング、さびしさなぞ微塵に感じさせることなく、
終始、楽しませてくれました。


メンバー全体で見たときに、一番、実感したのは美貴様ことミキティの台頭ですね。
辻加護脱退とは直接リンクしているわけではないけれど、
これまで見た中でいちばんイキイキしてた感じがありましたね。
時折、このライブ、ミキソロじゃないかと錯覚しちゃったぐらいに、今回は頑張ってたと思います。
あと、れいなのますますの成長ぶりが光っていたのも見逃せないところ。
ライブを見る毎に伸びてる感じが一番出てる感じがしますね。


・チャーミーズエンジェル
あのイイ意味でのグダグダ感が楽しくて溜まらなかった寸劇がまた新たに。
衣装の点で言えば、ピカピカと光るひとみ姫のティアラがツボでした。 
次のコンサあたり、あのティアラ付けてくるヲタが出てくるんじゃないかな、と
密かに楽しみにもなってきておりますw


梨華ちゃん演じるリカマンという名称に対して、かおりんが、


川 `〜` )||<リカマンってなんか、肉まんみたいだね。


みたいなことを言っちゃったものだから、思わず、




食べたーい!




と、叫んじゃいました。 声に出さずに、心の中でねw
ま、センター8列目だったので、大声で叫ぶと、本人達に聞こえちゃうし、
何より、寸劇なわけですから、御法度なわけです。が、しかし、夜公演時には、上のコメントが、


川 `〜` )||<(名前、)なんか変な感じじゃない?


に変わってたそうです。もしかしたら、俺の脳内キモコールが伝わっちゃったのかもw
ネタ的にヒットしたのは「ラーメンをすする音と言えば?」との問いに


「ツゥルツゥル」


との擬音を応えたメンバーが大半であったこと。
ま、なぜ、心に引っ掛かったのかは具体的に言わなくてもわかりますよねw


■最後に
さて、ここからが先日書けなかったことです。
私は、ライブに行く前に
「モーニングから発散される強烈なパワーを感じるのが楽しみでたまらない。」と書きました。
これについて言えば、前述したとおり、
メンバー自身、頑張りが感じられたステージであったし、申し分はありません。


しかし、ライブに参戦された方はもうご存じの通り、スタンド席が今回まったく使用されてなかったんです。
いいかえれば、明らかに以前と比べて集客力が無くなってしまったのです。
会場に入るやいなや、その現実を突きつけられ、
一抹のさびしさを抱いてしまったのは、正直、辛いところでありました。


また、あのSSAを体験した身としては、どうしてもSSAと比較してしまって、
ステージ構成に物足りなさを感じてしまいました。
ステージ構成的には、春コンの縮小版をやってしまったのではないかな、
という感じが否めなくもありません。

どちらかと言うと、自分の中では前者の方が一番衝撃が大きいです。
今後は、メンバーの卒業やセンターステージ等と言ったスペシャルな要素が無ければ、
大規模会場での集客率が厳しい状況になるんだろうなぁ、
と不安として残ってしまったところがあります。
しかし、センターステージについて言えば、今回の集客の結果を受けて、
果たして、事務所がまたやってくれるのであろうかと、
これもまた、難しいところとなってしまった感もあります。


モーニングのエンターテイメントの健在ぶりを確認できたライブであると同時に、
今後のことについて、いろいろと考えさせられたライブでもありました。

■予告
近日中に、レポ番外編として「Case Of Kyamei」をお送り致します。ヲタノシミニ!


■今回のセットリスト







01.女子かしまし物語
02.ザ☆ピース
03.そうだ!We're ALIVE

  • MC- (自分のマイブームを紹介)

04.恋ing
05.Happy Night

06.恋のヌケガラ / 美勇伝
07.Doorの向こうでBellが鳴ってた / 飯田圭織
08.シャイニング/カントリー娘。

  • チャーミーズ・エンジェル- (悪だマン:紺野)

09.ハッピーサマーウェディング / 矢口・高橋・小川・新垣・亀井・田中・道重
10.抱いて HOLD ON ME! / 矢口・高橋・小川・新垣・亀井・田中・道重
11.サマーナイトタウン / 飯田・石川・吉澤・紺野・藤本
12.AS FOR ONE DAY
13.ここにいるぜぇ!

  • MC- (進行役:道重、矢口・吉澤・高橋)

14.Mr.Moonlight -愛のビックバンド-
15.Hey! 未来
16.Memory -青春の光-
17.恋愛レボリューション21
18.シャボン玉
19.浪漫〜MY DEAR BOY〜
20.Go Girl 〜恋のヴィクトリー〜

  • アンコール-

21.新曲「涙が止まらない放課後
22.愛あらば IT'S ALL RIGHT