レポート - 三田爆音2004

去年、中庭ステージにて、ヲタの狂騒ぶりを面白半分で見ていた一般層をも熱狂の渦にまきこみ大感動のうちに終わったイベント。早くも、今年で二回目を迎えました。今回、その奇跡の瞬間を見届けるべく、また、三田祭へと参加した次第であります。

ということで、サクサクッとレポをお届けしますね。

イベントサイト
http://www.stardrop.net/~keiomorning/

■第一部・室内
ひとつの教室内を借り切っての室内爆音。去年同様、普段は勉学に勤しんでいる教室の中であって、ヲタ芸やフリに勤しむというのは楽しくてしょうがありませんでした。今回、ハロー縛りというわけではなく、J-POP系のイベントも参加しており、結構、幅広く、音楽を楽しむことができました。
セットリスト的に振り返ってみると、J-POP系のDJタイムに関しては「知る人ぞ知るナンバー」が多数を占めていた感じで、新鮮な感じで楽しめ、一方、ハロー系のそれに関しては、定番曲で固めていた感じがあり、まんべなく、ノリ続けることができました。
ちょいと、ここで、イベント内での「私ゴト」をかまさせていただくと、当日、ラクーアにてベリ工のイベントが開催されていたものですから、「ラクーア組に負けちゃいられねぇ!!!!」と、通常の3倍ヲタ芸を激しく打ちまくっていたところ、それが災いして、脚をつらせてしまい、小一時間、ツンドラを強いられることとなりました(汗 ようやく、治まったかな?と立ち上がってみると、歩行はできるものの、まだ、痛みがおさまらなかったので、終盤まで、マワリを自粛するハメに・・・。
が、オーラス、「恋のヌケガラ→ロマモー」の新旧ヲタ芸大曲による凶悪コンボがw もう、脚の痛みなんてかまってられません!もう、無我夢中でマワりまくって、叫びまくって、ロマンス打ちまくって・・・。すると、打つたびに、脚の痛みが治まるわ、治まるわw いやはや、これも、ヲタ芸大曲のなせるものなのかかなぁ、とますますこの2曲に惚れまくった次第ですw
恋のヌケガラ」で思い出したんですけど、「工藤コール」、実はそんなに浸透してなかったですね。(実際、やってたのは俺と佐藤君、あともう一人の方の3名のみ。)うーん、マワリストスレ的に非公認なものなのでしょうか・・・。

■第二部・中庭ステージ
今回は、なんと、トリでの登場。時間的には30分と去年と比べて、半分だったわけですが、学園祭におけるイベントの大締めをハロー系イベントが担う事実には、ヲタ的に非常に感動ものでしたね。もう、開始前から、ステージ前のヲタ達は爆発寸前!
その異様たるテンションぶりに興味が高まったのか、一般層の方々も、ヲタに入り交じってステージ前で開始を待ちわびていました。ヲタのみがステージ前を陣取り、その四方を一般人が取り巻いていて、見事なまでにヲタと一般層の境目が出来ていた去年の状況と比べてみると、感慨深いものがあります。
そして、いよいよ、「Go Girl!〜恋のビクトリー〜」を皮切りに、中庭ステージスタート!
いやぁ、もう、あのときの雰囲気は尋常じゃなかったですね。もう、DJイベントじゃない、ライブそのものテンションでした。 ステージに大挙して上がったヲタたちがHASの面々と時折かぶって見えるほどに! もはや、ステージ前は、ヲタであるとか、一般であるとか、そんなくだらない溝なんてものは、かけらもありませんでした。ロマモー、恋ダン、恋レボ・・・ハローの音楽を語るにあたり、決して、欠かしてはいけない楽曲が、次々と、繰り出された後、最後は、華々しく「I Wish」で締め。この曲のときに、みんなで肩組み合って、合唱したことは一生忘れることはないでしょう・・・。 30分という時間的に厳しい状況の中、見事、ハローの素晴らしさについて、音楽を通して語ってくれたみずほさんには感謝しています。

■祭りのあと
またもや、奇跡を作り上げたイベントも終了。「もっとハローが聴きたい!」、もう、終了だとわかっていても、 お客さんは、いっこうとして帰る気配がありませんでした。

が、三田祭実行委員の方から終了のアナウンスが三度ほど繰り出され、終いには、「早く帰って下さい!」と、非常に高圧的な態度とも受け止められないアナウンスが出されてしまい、場内のテンションは一気にクールダウン・・・。このときばかりは、今日得てきた感動も熱気がものの見事無くなってしまいました・・・。

終了時間が来たのにも関わらず、帰ろうとしなかったり、挙げ句に、罵倒とも取れかねないコールを浴びせてしまったのは反省するところではありますが、物の言い方は他にあったんじゃないんでしょうか? 会場を出た後、イベントに参加した友人から聴いた話ですが、「もう来ねぇよ!」と去り際にステージに向かって叫んだ人もいたそうです。




この事実、どう、受け止めますか?


この人は、三田爆音に対して言ったわけではない、三田祭そのものに対して、言ったわけです。


あなたのひとつの発言が三田祭そのものをも壊しかねないことであることを認識していますか?




最後に言っておきますが、イベント終了後の顛末については、非常に憤りを感じたものの、三田爆音自体は、去年と同様に、素晴らしいイベントでした。感動もかけらもなくなってしまった、と先ほどは書いてしまいましたが、今現在、こうして書いている最中、今日のこの日の熱い思いがふつふつとわき上がっています。
数あるハロー系のイベントの中にあって、三田爆音は、一般層に対してHello ! Projectの素晴らしさを伝えるための最高のツールだと、私は思っております。また、次回の開催を強く望みます。