モーニング娘。コンサートツアー2005春 〜第六感 ヒット満開!〜 (日本武道館 昼・夜公演)


 梨華ちゃんこと石川梨華がモーニングから旅立つ卒業公演。今回は、ライブ中におけるステージングよりもライブ中に起きた出来事、そして、梨華ちゃんの卒業に焦点を当ててお送りしようかと思います。

①7期メンバー・久住小春ちゃん、お披露目!
まずはこれを取り上げるべきでしょう。ライブの冒頭で、“愛あらば”のかわいらしい衣装を身をまとい、颯爽と登場してきた彼女。やはり、いきなりの大舞台での初登場ということだけあって、彼女自身、緊張していたのか、MCもかなりしどろもどろでしたw なんだか、その小さな体も相まって、どこか、彼女にはかない印象を抱いてしまって、“エース”ということを彼女に着させるのはなんだか酷なことなんじゃないのかなぁ、と思ってみたり・・・。が、しかし・・・。



超キャワイイッ!


なんか、もう、これが、“妹分”な存在なんだろうなぁ、と思わせるぐらいのかわいさぶり。キッズではないかと思わせるそのロリータ要素満載なキャワイサは、彼女の今現在における長所なのかなぁ、と思ってみたり。“エース”というと、三国志で例えるならば、曹操のような「何でもできるパーフェクト超人」というところを求めがちですが、久住は、もしかしたら、劉備のようにオーラ的なところで見るものを惹き付けるところに特化した“エース”になるのではないかなぁ、と。弱々しい感じは否めないけれども、なんだか、見守ってやりたくなる。そこが、逆に、彼女が“エース”というところに行き着く点なのではないかな、と勝手に妄想してみたりw 実際、彼女が登場してきたときの会場の雰囲気は、そんな彼女を暖かく包み込んでいた感じがありました。とにもかくにも、お披露目デビュー乙!どんな感じで活躍してくれるか、ヲタ一同、楽しみにしてるよ!


②こんこん誕生日!
5月7日は梨華ちゃん卒業の日であると同時にこんこんの誕生日でもありました。正直、梨華ちゃん卒業という名目が控えているために、こんこんの誕生日についてはスルーされてしまうのかなぁ、と不安ではありましたが、昼公演では、ちゃんと、彼女の誕生日を祝ってあげる機会があったので一安心。前日、こんこんナイトで彼女の誕生日を祝っていただけに、うれしさもひとしお! こんこん、誕生日、おめでとう!


③ロマンティック浮かれモード!
厳かな卒業が行われる日であっても、私は、この曲においては、狂騒の極みをつくしておりましたw 「梨華ちゃんの卒業を控えているのに、なんたる蛮行!」とお怒りの方もいらっしゃるかもしれませんが、ロマモーはあくまでもロマモーです。勝手ながら、私の思うように楽しませて貰いました。当日は、この曲で、連番者のヲタモダチヲタ芸デビューを果たした瞬間も見届けることもできたし、とても、思い出深いロマモーになりましたw 「嗚呼、ほんとに、この曲に出会えて良かった・・・。」その感謝の意を込めて、これまでの参戦にも増して、シャカリキに打ちました。ミキティ、最高のエキサイティングのひとときを与えてくれて、ほんとにありがとう・・・。



④そして、梨華ちゃん卒業
さて、そんな狂騒の時間も挟み、いよいよ、梨華ちゃんの卒業へ。オーラス付近で、ピンクのサイリウム一色となり、「梨華ちゃん」コールで会場が一杯に。サイリウム一色な光景は、今まで、ライブDVDでしか拝めませんでしたが、実際、生で見てみると、なんと、壮観だったことか・・・・。見ているだけでも感極まってしまって、一言でも何か発すれば、絶対、泣いてしまうぐらいに、やばい状態に陥ってしまいました・・・。だから、そのときだけは、どうしても、梨華ちゃんコールは出来なかったというか・・・。


ファンのみんなにしたためた一枚の手紙を凛とした表情で読み上げる梨華ちゃん。その表情には曇りも陰りもありませんでした。まさしく、ポジティブそのもの。メンバーが泣きじゃくりながらメッセージを送る場面においても、梨華ちゃんは泣くことなく、ただただ、笑顔でメンバーの言葉を噛みしめていました。そんな梨華ちゃんの暖かさが伝わったのか、会場全体も、暗く沈むことなく、明るい雰囲気に。そんな明るい雰囲気にすっかり充てられ、最後の最後に、やっと、梨華ちゃんコールを発することができました。


公演終了後、会場を後にする観客を見てみると、みんな、一様に笑顔。みんなが暖かい感情を以て、卒業を見送る。かつて、こんな卒業式はあったでしょうか。今までにない素晴らしい卒業式に直に参加できて、ほんとにうれしかったです。



梨華ちゃん、卒業おめでとう!