Hello! Project 2005 Winter オールスターズ大乱舞〜飯田圭織 卒業スペシャル〜(1月29日夜公演@横浜アリーナ)
※ネタバレありです。
今回の席は、南スタンド。ちょうど前方ステージを真横から拝むような状態で観戦。
というか、この席、かなり、見づらいかった(汗
まぁ、花道の恩恵のおかげで、場合によっては、メンバー達の姿がはっきりと見えることもありましたけどね。
セットリストも、基本的に紅組・白組に別れたライブ時に準拠していて、
メンバー配置を単純に紅白メンバーを合併させた形で進行。
では、ここから、何曲かピックアップしてダイジェストに所感を述べてみます。
・ライブ一発目の“でっかい宇宙に愛がある” 。
センター席をぐるっと囲んだサークル型の花道に、
一挙に躍り出たハロプロメンバー達を見て、慌てふためく。
(実は、ライブが始まるまで、花道の存在にまったく気づいてなかったw)
周囲の把握に努めるのに、精一杯。
・・・あれ、前方に陣するは、ベリーズ工房の皆様じゃないですか。
と、なると、後方は・・・、あ、やっぱ、モーニングか・・・。
違う、何かが、違う・・・。
・“マンパワー”。
今回は、在宅中に聴き込んだせいもあったためか、
中野のときと比べて、だいぶ楽しめて聴けた感じがする。
やはり、この曲はアイサンメイデンボイスが軸なのだなぁ、と実感。
ヘヴィ感てんこもりなアレンジも、ライブで聴いてみると、
在宅時のそれと比べて、遙かに迫力が違うし、
メンバーのダイナミックなパフォーマンスを更に引き立てていたように思える。
・“愛の園〜Touch My Heart!〜”
あのベースのブリブリ感はいつ聴いてもたまらない。
中野で衝撃を受けた“ごっちん&あやか”の素晴らしさを
大観衆と共に味わったのは、実に爽快の極み。
この二人で単独ツアーを。その願望が更に強まった。
・“恋のテレフォン GOAL”。
エリリンピロリン、最高すぎる。
が、敢えて、わがままを言わせて貰えるならば、
あいぼんさんも十分良かったけど、単純にソロで聴きたかったところ。
紅組DVD化、切に希望。
・あやや&ごっちんによる“渡良瀬橋”。
せつなさを切々と歌い上げるごっちんと、人間味ある暖かさで以て歌うあやや。
両者の対照的な色が、“渡良瀬橋”本来の哀愁さを更に引き立ててていたように思える。
その哀愁の深さに、思わず、涙してしまうぐらいの衝動を覚えた。
・“モーニングコーヒー”
みうな一点張りで鑑賞。
他のメンバーらとは違い、明らかに恍惚な表情を全面に出して歌っていたみうなを見て、
「ああ、やはりマジヲタ説はガチだったのだな。」と実感(笑)
みうなのうれしさが伝播してしまったのか、自分もハイな気分になる(笑)
なんだか、不思議な一時だったなぁ、あのときは。
・“ちょこっとLOVE”
なんだか、みーよが市井ちゃんとダブって見えてしまい、
ふと、市井ちゃんが卒業した武道館ライブをビデオで初めて見たときの衝動を思い出してしまった。
そういえば、あのビデオが俺のハロヲタ人生の始まりだったんだよなぁ・・・。
そんな感じで、昔を懐かしんだ。
・“ここにいるぜぇ!”
全メンバー総動員ではっちゃけまくる様相は、まさにロックそのもの。
ロックしていたのは、メンバーのみならず、会場にいた全ての観客も。
ステージ、観客席、いずれもエキサイトしていて、どこを見回しても楽しめた空間だった。
感極まるが余り、グルグルな“あれ”をやろうとしたが、今回は自粛。
今回のライブは、そういうものではないのだから・・・。
・・・大感動のうちに終わった“手を握って歩きたい ”のあと、会場は闇の中へ。
怒号のような“かおりコール”が幾度となく繰り広げられたあと、
大きな白いドレスを身にまとい、かおりんがステージへ。
綺麗だった。
なんという美しさなのだろう。
その美しさを真正面で見れないことに、どうしようもない哀しみを覚えた。
しかし、その哀しみも、すぐに消えた。
“夢の中”
思わず、感嘆の声を上げてしまった。まさか、このナンバーを歌ってくれるとは・・・。
美しいハーモニーを奏でながら、かおりんを囲むように歩み寄ってきたメンバー達。
その様子が、なんか、ほんと、暖かかくて・・・。
その暖かさのおかげで、暗く沈むことなく、
しっかりとかおりんを見届けたことができた。
かおりんへ。
俺の中にあった“モーニング全否定”という殻をぶちやぶってくれたのは、
“ジョンソン”というキャラを持っていたかおりんがいたからこそ。
もう、その“ジョンソン”というキャラは、(はっきりとした時期はわからないけれども)
ある時を境に消えてしまって、ちょいと寂しい気持ちにもなったことがあった。
でも、それを境にどんどん逞しくもなり、そして、綺麗になっていった。
かおりんの卒業によって、モーニングにおけるオリジナルメンバーは完全消失してしまうけれど、
リーダーとしてかおりんがメンバーに残したものはたくさんあるから、
モーニング娘。という存在は、これからも、生き続けることでしょう。
今はただ、杞憂にしばられることなく、これからの道を十分に見据えてください。
かおりん、ほんとに、お疲れ様でした!