Hello! Project 2005 夏の歌謡ショー -'05セレクション!コレクション- (@代々木第一体育館 7月23日夜参戦・7月24日昼参戦)

 今回の大きな目玉であるシャッフルのライブについて言えば、CD音源で聴く以上の興奮を感じました。三ユニット中、今イチ感が否めなかったフリフリピンクについても、荘厳な演出も相まってそつなく楽しむことができて良かったかな、と。また、当初の予想通り、ライブだとエレジーズが、シャッフルの中では最高な盛り上がりを見せて健闘していた気がします。生で見るM字開脚はたまらなすぎでした。そして、シャッフル中、一推しなセクシーオトナジャンは高品質なボーカルで酔わせてくれたので大満足。ミキティについて言えば、テレビライブだと不安定なボーカルを披露していたので不安でたまらなかったんですけど、ライブ上ではそつなくこなしていたので一安心。めーぐるも普段通りの安定感があったし、何より、雅の甘くとろけるような声が最高に痺れました。セクシーオトナジャン、最高!


 今回のハイライトは、まずは、ごっちん。スッピンと涙からDPGOにかけての「静から動への転換」はお見事の一言。かく言う俺は、DPGOではシャカリキに打ってましたけどねw まぁ、しかし、「スッピンと涙」、名曲ですね。なかなか泣けます。そして、もうひとつは、やはり、娘。OB組によるラブマでしょう。もう、多くは語りません。いろんな意味で食傷気味なイメージを持っていたラブマが、実に久しぶりに興奮して聴けたのはほんとに嬉しかったですね。


 思わず、唸ってしまった場面は、会場全体がスペジェネコールを大合唱したあの一幕。スペジェネそのものが持つ楽曲のパワー、ひいてはベリーズそのものがハロプロの中において大きなものになってしまったのだなぁ、と実感。また、個人的には、ハロプロメンバー全員によるピロリンカバーが嬉しかったですね。なっちが源流を作り、その源流をえりりんによって激化した名曲が、ついには、ハロプロにとって外すことが出来ないナンバーにまで昇華したのだなぁ、と喜びを感じた次第です。


 今回のツアーは、あまりいい評判を聞いてなかっただけに参戦前から不安ではありましたが、そんなに悪い内容ではなかったと思います。「カラオケ大会」という言葉で片づけられがちなカバーコーナーも冬公演時と比べると控えめになっていたし、そういう意味では従来通りのハロコンに戻っていていたのではないでしょうか。私自身、カバーについては楽しみにしていていたので、少々寂しくはありましたが、今回に限って言えば、カバーによって引き起こされるべきケミストリーがあまり発動されてなかったように思えます。正直、「カラオケ大会」という言葉は大嫌いですが、今回のカバーはケミストリーが感じられなかったのでその言葉に同意せざるを得ないところです。